2014年07月18日

せみつながりで

蝉で思い出しました。

2、3年前のある夏の日。
ざわつく阪神元町駅。
見れば地下ホームの狭い空間を、一匹の蝉が傍若無人に飛び回っています。
がそのうち、どこかへ行ってしまったのか電車が入ってくる頃には静かな日常の風景に。

しかし、扉付近の席に座った十倉は決して油断しません。
開いている扉から蝉が車内に飛び込んでこないか、入口をじっと監視。
やけに長く感じる時間の後、ようやく扉が閉まり出発、監視任務終了。

ホッとして膝の上に置いたカバンに視線を落とす、
とその一瞬

「アレッ???」

何か、見覚えのある懐かしいものが視界に入ったような気が・・・

改めてよく見ると、
カバンの底にしがみつき顔だけ覗かせて、こちらをじっと見つめる円らな瞳。
その彼の名は確か・・・・・・・・

「せみーー!!!」

いつの間にそんなところに・・・(汗)
次の三宮駅では大量の人が乗ってくるはず、そこでこれが飛び回ったりしたら車内はパニック(汗汗)
慌てて捕獲したものの、電車の中で蝉を握りしめるスーツ姿の怪しい男の図に、途中下車すべきかどうか思案。

結局、いつ大声で鳴き出すかわからない彼を手に包み、ドキドキしながら一緒に尼崎まで長〜〜い小旅行をすることに。
ジタバタする彼と格闘しながら、到着まで静かにしていてくれたことには感謝。

駅前の広場でお別れするときには、ちょっぴりシンミリ感を味わっている自分が少し可笑しく思えた午後のひと時でした。

posted by トクラジムショ at 16:18| Comment(0) | 日記
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